車両排気ガス試験


概要

日本の保安基準で定められる排気ガス数値は年々厳しくなっています。ディーゼル車は特定の地域で走行できないように条例ができたり、ガソリン車でも新規格が定められて排ガスの規制値が年ごとに厳しくなってきています。

標準車のまま乗るにはメーカー側で対策されているので気にすることのない排ガス規制ですが、改造をして重量が変わったり、自動車を輸入するときの必須手続きとして排ガス検査は欠かせないものとなっています。

並行・個人の輸入車の場合はこの試験をほぼ全車受けることが義務づけられています。


改造車の場合、「等価慣性重量表」に照らし合わせ、車両重量の変更がある場合、国によって指定された機関での排気ガス検査を受けなければならないことがあります。これは重量が重くなると市街地走行を想定した加減速状態のエンジンからの排出ガスが標準車より多くなるので、規制値以下であることを確認する目的があるようです。
このことを「ガスランクが変わる」と呼んでいます。


排ガス検査のご相談


  • 必要な情報
  1. 車両のメーカー
  2. 車名
  3. 型式
  4. VINナンバーまたは車台番号
  5. 出力
  6. トルク/発生回転数
  7. ギヤ比、最終減速比
  8. 車両重量
    上記情報と、ご依頼いただく内容をお知らせ下さい。
    ※分からない場合は、お気軽にご相談ください


  • 注意事項
    • 明らかに排ガスの基準を下回る(保安基準を満たしていない)車はお引き受けできない場合がございます。
    • 不合格になったとしても現状車両のデータ取りなのでかまわないということでしたら可能です。
    • 排気ガス検査は約2日間にわたる検査です。車両は陸送にてご返送します。
    • ガスレポートは検査後、約2週間前後で郵送にてお届けいたします。
    • 自走OKの場合は試験費用と試験代行手数料、試験場までの交通費ですみますが、積載車使用希望の場合は別途費用が必要になります。
    • ご希望があれば陸送業者をご紹介します。特殊車の輸送はお問い合わせください。


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