特注部品
One-off parts
One-off parts
自動車のサスペンションは大変重要な役目をになっています。
サスペンションが機能を果たせなくなると、操縦安定性が極端に悪化し、運転者、乗員の生命までもが危険にさらされる可能性がある、大変重要な機能部品です。
自動車用のサスペンションスプリングは、常時1000~3000kg程度の車体重量を支えながら非常にコンパクトであることが求められるため、鋼材の特性の中でも大変厳しい条件で使用されています。綿密に設計して良質な材料を使用し、適切な製造管理がなされないとヘタリや折損など、重大なトラブルが生じる可能性もあります。
さらに、車を使用する長い期間、その性能を発揮し続けなければならない部品ですので、非常に部品の寿命が長くなければなりません。
技術力や長い経験が求められる大変特殊な分野です。
自動車用のサスペンションに使われる緩衝用のスプリング、バネにはいくつかの材料、方式があります。
リーフスプリング(板ばね)、コイルばね、ネジリばね(トーションバー)、空気ばね(エアーサスペンション)、流体ばね(油圧などを用いる。ハイドロリックサスペンション)などの方式があります。
自動車用の多くのサスペンションに使われるコイル状のスプリングは、材料に特殊鋼などが使用され、また、大変厳密な製造管理のもと熱処理などが行われており、自動車メーカーが採用している純正部品はバネとして最適設計がなされた非常にレベルの高い良質のものが使用されています。
実際、自動車メーカーから製造指定を受け日本で純正バネを製造している会社は数社しかないそうです。
自動車用のスプリングは要求性能が大変高く、特殊鋼材の入手、熱処理技術、長期間にわたって使用される部品であることなど、大変難しい側面が多いので、お近くのバネ屋さんでは自動車用のスプリング製造を問い合わせても断られる場合が多い事情も見受けられるようです。製作してもらったとしても短い期間でへたってしまったなどの話もよく聞きます。
ホイールベース延長加工や特殊設備の設置など、大変重量が重くなって標準車装着のバネでは性能不足な場合、スプリングの強化が必要となりますが、なかなか希望の性能(車高や乗り心地など)を持ちながら品質の高い自動車用バネを製作することは難しいのが現状です。
当方ではサスペンション用純正コイルスプリング製作を行うごくわずかな会社との協力関係が実現し、車体の加工分野の方面では大変重要な車体重量を支えるバネの製作相談が受付け可能となり大変品質の良いバネをご提供できるようになりました。
(自動車メーカー純正部品のバネを製作している工場ですので、ご相談のものについても純正部品と同じ材料、製作工程による製造がなされます。)
ホイールベース延長リムジン加工や特殊設備の設置など、大幅な重量増が伴う車体加工分野の場合、標準装着のバネでは容量不足になるためスプリングを強化することが必要なことが大変多くなりますが、そうした分野などでお困りの方はどうぞご相談ください。
純正形状をベースとしたオリジナル特注コイルスプリングの製作、車高アップ/ダウン、塗装色などのご要望に応えることが可能です。(少量、多量どちらでもご相談ください)
また、特注リーフスプリングについてもご相談いただけます。
※二輪車用のスプリングのお尋ねも可能です。四輪用と同じ設計手順が必要ですので、ご希望をお知らせください。
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