特注部品
One-off parts
One-off parts
動力伝達装置としてFR車やAWD車などに用いられるプロペラシャフト。主にトランスミッションからの出力をデファレンシャルなどに伝えることを目的としたシャフトですが、エンジンのクランクシャフトの回転がトランスミッションで変速されプロペラシャフトに伝達、その回転はファイナルギヤで減速され、ドライブシャフトを通じて各ホイールへ伝達される構造を想像すると、エンジン回転をトランスミッションで増速した場合、プロペラシャフトは車両に使用される動力伝達部品の中で最も高速で回転する部品であることがわかります。
このため、プロペラシャフトには危険回転速度が設定されており、それ以上の回転にならないよう設計する必要があります。この危険回転速度は、全長が長ければは低く短ければ高いため長いシャフト一本にするよりも短いシャフトを複数本組み合わせたほうが、危険回転速度域を高く設定できるというわけです。そこで、各メーカーでは2分割や3分割の分割式プロペラシャフトを採用されています。
メリオスでは、分割式のプロペラシャフトを特注品として取り扱っておりますが、今回Webページでご紹介するのは、アルファロメオの159、ブレラ、スパイダーなどに使用されている3ピースプロペラシャフトについて紹介させていただきます。
このアルファロメオ純正プロペラシャフトは、写真①のような3ピースプロペラシャフトですが純正品は非分解式です。このシャフトは3ピースではありますが分割すると元に戻せない構造であるため、シャフトを支えるセンターベアリングが損傷すると、Assy交換することになります。そのため、当該車両のオーナー様やその車両を整備する整備工場の方など複数の方々から、分割できるようにしてほしいというご要望を受け、メリオスでは写真②のようにボルトナットにて分割可能な3分割式プロペラシャフトへと特注加工を行うことにいたしました。メリオスで特注加工したプロペラシャフトは、センターベアリングが損傷した場合でも、図③のようにフランジ部から分割することができるためセンターベアリングの交換が可能となり、長期で考えるとランニングコストを抑えたメンテナンスが可能となりました。
※ アルファロメオ以外のプロペラシャフトについても、分割や加工のご提案を行える可能性もありますのでご相談ください。
前とは全く違う感覚で加速して(前はちょっともさっとした感じがありました)交差点の曲がるときに加速をするとバタバタ音がすることもなくスムーズに加速しました。
加速もヒューと加速する感じが、スピード違反にならないように気を付けます。
こんなに気持ちよく走れるなんて、ありがとうございます。
運よくメリオス様にお会いできて、あきらめかけていたブレラが復活しました。
前は乗るのがおっくうになっていましたが、これからは楽しく乗れます!
ありがとうございました。これからも頑張ってください!
美しい愛車(名車)を末永く 楽しんでいただければ幸いです。
※ お客様から許可をいただき、掲載させていただいております。
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